macとiOSでユニバーサルクリップボードが効かなくなった場合の対処法

AppleのデバイスではHandoffの一部としてコピーペーストで使用するクリップボードの共有機能「ユニバーサルクリップボード」がある。

このユニバーサルクリップボードが数ヶ月前(sonomaに更新したタイミング?)から全く効かなくなってしまった。

MacとiPhoneそれぞれで、端末の再起動、Handoff機能のオフ・オン、Apple IDのサインアウト・サインインなどを試しても治らない。ちなみにHandoff自体は動いていた。

下記の方法で解決した。

手順

1. ターミナルを開く

2. macにはターミナル.appが入っているのでこれを開く。「CMD+スペース」で表示されるSpotlightにターミナルと入力すると出てくる

3. ターミナルで下記のコマンドをコピーして貼り付けてエンターを押す

    defaults read ~/Library/Preferences/com.apple.coreservices.useractivityd.plist ClipboardSharingEnabled
   

4. コマンド実行結果が 0 でなければ別の原因なのでこの手順では解決できない。 0 と表示された場合は、下記のコマンドを実行する

    defaults write ~/Library/Preferences/com.apple.coreservices.useractivityd.plist ClipboardSharingEnabled 1
   

5. これで治ったはずなので適当にコピペをしてクリップボードが共有されるようになった事を確認する