2025年に読んだ本

読んだと言っても3割ぐらいはAudibleで聴いた。読書記録サービスはそろそろオーディオブックに対応してほしい。

オーディオブックは読むよりも何倍も時間がかかるし、お経のようにずっと聴き続けていると没入感がすごい。ウォルター・アイザックソンの『イーロン・マスク』や『イーロン・マスク 未来を創る男』を30時間近く聴き続けたおかげで、イーロン・マスクへの尊敬の念が社会的な評価と反比例しながら上がってまった。

ドン・デリーロにはNetflixの映画『ホワイトノイズ』から入った。ノア・バームバックが、原作の文体の空気をそのまま映画で表現してたのには本当に驚いた。2025年は『ポイント・オメガ』『堕ちてゆく男』『天使エスメラルダ 9つの物語』を読んだが、どれを読んでも『ホワイトノイズ』ほど面白いと思えず、読みづらさだけを感じた。

引き続きポール・オースターも読み進めていて、『偶然の音楽』『ブルックリン・フォリーズ』『孤独の発明』を読んだ。あらすじから興味を惹かれる作品は一通り読んだので次はどうしよう。

村上春樹関連だと、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を九州への車中泊旅の道中で聴いたのが印象に残っている。それ以降も何周もしていて何度聴いても飽きない。去年読んだのは『国境の南、太陽の西』『遠い太鼓』『猫を棄てる 父親について語るとき』『村上さんのところ』『神の子どもたちはみな踊る』『海辺のカフカ』『パン屋再襲撃 』『みみずくは黄昏に飛びたつ: 川上未映子 訊く/村上春樹 語る』。翻訳では『虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ』も読んだ。

SFだと、J.G.バラードの『旱魃世界』、あとは『ソラリス』『2001年宇宙の旅』ぐらいしか読めていない。バラードはもう何作か読みたいのと、今年はディックに入門したいなと思って今読んでる。

2025年に一番ハマったのはミシェル・ウエルベックだ。『地図と領土』『ウエルベック発言集』『闘争領域の拡大』『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』『ある島の可能性』『プラットフォーム 』。

あとは、蓮實重彦のいくつかやピンチョン。クリスマスにはディケンズの『クリスマス・キャロル』を途中まで読んだが、挫折して2026年になってしまった。今年のクリスマスに再挑戦したい。